クライミング名言
こんばんは!スタッフの宮嶋です。今週もサボらずにアップすることができました笑 以下は私の好きな言葉を集めました♪
◆ You catch the moment! 【平山 ユージ】 以下敬称略
出典:クライミングDVD『Reel Rock 8』~先生~
塩原・ハイドランジアを狙うダニエルウッズに、平山ユージがかけた言葉です。何度もトライをしている課題に対して、核心部をホールドできたその瞬間を逃さず、トップアウトにつなげる。それを、catch the moment と表現したのだと思います。手にしたものを逃さない。すべてを確実にしてつなげるだけではなく、瞬間を手にして離さない、そんな強さもあるんですね。
◆ うまいクライマーは、人を感心させるが、強いクライマーは、人に感動を与える 【加藤 毅】
出典:http://www.climbing-net.com/general/%E4%BF%9D%E6%8C%81%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E6%B3%952/
知識や技術を得ると、誰かに教えたくなるものですね。いろんな人からいろんなことを教わり、ちょっとずつ成長することができますが、理路整然とした言葉や動きではなく、感情や心に訴えるものありますよね 理屈ではないものを感じることができたら、その出会いは素晴らしいものですね! あなたにとって強い人ってどんな人ですか?
◆ 私たちクライマーは日々、自然環境に触れ、その大切さを実感しています。だか ら、山や海、美しい川の水や空気がどれほど重要なものかということを、社会全 体に翻訳して伝えていかなければならない。つまり、クライミングで得た大切なビジョンをいかに多くの人と共有するかが、今の関心事ですね。【リン・ヒル】
いかに強くなるか、というクライマー個人の目的以外に、こんな大切な役割も担っているんですね。
◆―クライミングという行為をあなたの言葉で表現してください。
-言ってみれば“きわめて個人的、主観的で、どこまでも優雅なダンス”でしょうか。また は、岩というキャンバスに描くアートと言えるかもしれない。画家が白いキャンバスを前に考えるのと同様、私は岩を見上げて何を描くか考える。自分の気持ち 良さを第一の基準にして、脳と指、腕や足を連動させていくアーティスティックなダンスという感覚でしょうか。【リン・ヒル】
上記2つ:ペーパースカイ http://www.papersky.jp/2014/09/01/lynn-hill/
Lynn Hill (1961)
芸術とスポーツが融合した新感覚!
◆死ぬのは怖いけど、それを知らずに生きていくのも嫌なんだ【アレックス・オノルド】
フリーソロにこだわり続けるアレックス・オノルドの言葉。その理由を問いかけられた時の答え。それ とは、登った時得られる快感や恐怖に打ち勝ち自分をコントロールする気持ちを表しています。
クライミングはスポーツか、アドベンチャーかという論議があるらしいですが、まさにその核心に触れるような一言だと思いました。
◆この登攀に心動かされないならば、君はクライマーを名乗る資格はない【Rock and Snow 57】
クライミングにはいろんなスタイルがありますね。ノーマット、グラウンドアップ、オンサイトトライ、ロープ、トラッド、クラック、ボルダー、コンペティター。自分とは違うスタイルの人に対しても、敬意を示し、お互いを尊重しあえたら素晴らしいですね。
◆目の前のホールドを取る以外に、何をすべきことがあるだろうか【中嶋 徹】
ダニエルウッズやポールロビンソンらとのセッションで、彼らの底知れぬスタミナやパワーに圧倒されたときに、中嶋徹が自分を振り返った言葉。トップまでの流れを組み立て、力配分をするのではなく、一手一手を全力で集中してとる。それ以外にすべきことなどない。少し動きが計算と違ったからといってブレないメンタルも強さのひとつなのでしょう。力強い意志を感じる言葉です。身を引き締めたいです。